『力(つとむ)れば必ず達する』
という意味。
昭和54年の秋に(故)有本勲先生が自筆したものが今も団旗として継承されています。
泉佐野市心和会剣道部は昭和54年秋に発足し、今年(令和4年)で創立43年を迎える剣道活動団体です。
私はこの度第四代目会長に就任させていただき、その重責に心が引き締まる思いですが出来うる限り全力で会の発展に努めていきたい所存であります。
我々を取り巻く現代社会は様々な価値観と情報が氾濫していて、特に日本伝統の文化や風習が少しずつ生活の中から消失しつつあるように感じております。
剣道はそんな文化的要素を含んだ武道の一つですが、少子・高齢化の社会現象のもと『次代の担い手』が激減している競技の一つでもあります。
心和会の信条は、@剣道を通して礼儀を体得しA稽古を通して困難辛苦を乗り越える気概を養いB家庭や社会生活で自己の役割に責任をもって取り組める人間を育てることにあります。
心和会の稽古は「正しい基本」を実践・重視する方針です。基本をしっかりやっておれば何処に行っても通用し、一旦中断しても再開した時にいくらでも上達することができる、ことを念頭に『基礎固め』を根幹としております。これは5歳児から80歳を越えられた方まで全会員共通で、日々稽古に汗を流しております。
最後にこれからもますますの会発展のため、会員一丸となって泉佐野の地で根を張った剣道の活動を展開していく所存ですので、どうかよろしくお願い致します。
第四代 心和会代表
尾ア 悟